豆知識-1

 みなさんが会社でよくお使いのプリンター用の用紙といえば、コピー用紙が思い浮かぶのではないでしょうか。プリンターの取り扱い説明書の推奨によると、一般的によく言われるPPC用紙をすすめています。ですが無地のプリンター用紙ではなく、すでにオフセット印刷をした用紙がプリンターに適用するかという難題が、このタイトルの意味なのです。では、次の文章を読み進めてください。

 

1.PPC用紙の特性

 PPC用紙はパルプ繊維の処理はしてあり、表面にコーティングが施されています。例えばトナーで印刷した後、腰があり水分を 4~5 % に設定して、最適に保たれているのでカールしません。また、電気抵抗値を低めの最適な値に設置されているため、静電気が発生しません。コピー用紙ともプリンター用紙とも呼ばれています。

2.印刷機用の印刷用紙の特性

 元々インクジェットとかトナーではなく、インキを使用する印刷用紙なので、コーディングが施されていません。印刷のしやすさや仕上がりが目的で、鉛筆やボールペンで文字を記入できるのが長所です。腰に関して気にしないし、水分は少し多めに 6 ~ 7 % にしてあります。温度が高い時、定着器の熱によってカールする場合がある。電気抵抗値の調整は行っていない、柔らかい紙の場合は、「紙粉」が出やすく、腰がないし、プリンター機械内でジャムが発生しやすい。

 上記にPPC用紙と印刷用紙の特性の比較をしてきましたが、さて、難題の印刷機用の印刷用紙としてプレプリント用に使われ、またプリンターのトナーで印刷したときに、カールしにくい紙が、はたしてあるのだろうか、よく時間をかけて探せばあると思いますが、経済的かどうか疑問に思います。

 今のところ、A4 の用紙を使用されるお客様は、ほとんど窓口での簡易プリンターか普通プリンターを各所で使用しているので、印刷用紙でも腰のある用紙を使えば、プレプリント用紙として使えますし、また、プリンターがA4 のタテ通しか、ヨコ通しか確認できれば、紙の目を選んで印刷できますので、現在多くの自治体で使用されています。

 

  • プリンターでの用紙流れ方向

 

プレプリント用紙も保管環境に注意

 好ましい室温は 18 ℃~24 ℃ 、湿度は 35% ~ 55% 高温多湿は避ける、直射日光、暖房機、OA機器の近くも避ける。特に梅雨の時期は湿気が顕著に出て、用紙の周辺部分が局部的に伸び、冬場の乾燥時期は用紙がその部分縮みます。それゆえ湿度対策は、しっかり行うべきでしょう。

 

最後にまとめとして

 印刷機対応のプレプリント用紙はありますが、数量が多い場合、あまり経済的ではありません。

例えば、普通紙( コピー用紙・PPC用紙 )は印刷機ではあまり刷りにくいし、また印刷用紙はプリンターで印刷したときに( シワやカールがたまに出る )弊社も幾度となく顧客のプリンターで、テストを繰り返してきました。

 その結果、印刷用紙のある銘柄にたどり着きました。それは腰があり、繊維がつまった用紙なのです。ただ、紙の目には注意して、そして用紙の保管にも注意すれば、それなりにお客様のプリンターで使えると思います。